2017年5月13日 (土)
彦根市稲枝にある歯医者のたかとり歯科医院です。
皆さんは、「審美義歯」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これは、「見た目が美しく、他人から目立ちにくい入れ歯」のことです。抜歯後の治療法で、入れ歯が避けられる理由として、「見た目が悪いから」と答える方は多いです。こうした方のニーズに応えた入れ歯が、審美義歯なのです。
審美義歯は、通常、保険が適用されません。しかし、保険適用の入れ歯とは、見た目の美しさが大きく異なります。一番の差は、「金属製のクラスプの有無」です。保険適用の入れ歯には、クラスプという金属製のバネが付けられています。抜歯部分の両端の歯に、入れ歯を固定するためのものです。
審美義歯は、この金属部分が、歯や歯茎の色に合わせた特殊な樹脂で作られているため、存在が非常に目立ちにくくなっています。こうした作りから、ノンクラスプデンチャー(または、スマートデンチャー)とも呼ばれます。
審美義歯が多くの歯医者で勧められているのは、目立たないからという理由だけではありません。金属が使われていない分軽量で薄いことや、柔軟性が高いため破損がしにくいことなども、勧められている理由です。
また、金属アレルギーの方には、アレルギー発症のリスクを防ぐことにもつながります。
審美義歯には、素材によって種類がいくつかあり、それぞれ値段も異なります。利用したいとお考えの方は、一度、お近くの歯医者で相談されてみてはいかがでしょうか?
以上、彦根市稲枝にある歯医者、たかとり歯科から「目立たない入れ歯(審美義歯)」についてご紹介しました。
カテゴリー: 入れ歯