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入れ歯によって熱の伝わり方が違う?

2017年5月15日 (月)

彦根市稲枝にある歯医者のたかとり歯科医院です。

 

食べることが大好きという方もそうでない方も、「毎日の食事はおいしく食べたい!」というのは当然の想いだと思います。何らかの理由で、入れ歯を使用し始めた方は、そんな想いが特に強いのではないでしょうか?

 

「入れ歯にしてから食べ物がおいしく感じなくなった…」

 

それはもしかすると、味ではなく、“熱の伝わり方”が変わったことが原因かもしれません。歯医者で多く使われる入れ歯の種類で主なものには、保険適用の「プラスチック(レジン)入れ歯」と、保険適用外の「金属床入れ歯」があります。

 

両者には、熱の伝わり方に大きな違いがあることはご存知でしたか?

 

「金属は熱伝導率が高い」という知識は、小・中学校の実験などで学んだ方も多いはずです。この金属の性質を利用したのが、金属床入れ歯です。一般的なプラスチック入れ歯よりも熱が伝わりやすいため、食べ物や飲み物の温度が感じやすくなる、という利点があります。

 

また、種類にもよりますが、プラスチック入れ歯よりも厚みが1.5m程度薄いことも、高い熱伝導率を実現できている理由です。金属床入れ歯には、熱が伝わりやすいこと以外にも、細菌や汚れが付着しにくい・破損しにくい、などのメリットがあります。

 

現在、保険適用のプラスチック入れ歯に満足されていない方は、費用が許す限り、こうした保険適用外の入れ歯も視野に入れてみてはいかがでしょうか?

 

以上、彦根市稲枝にある歯医者、たかとり歯科から「入れ歯の種類によって変わる熱の伝わり方」についてご紹介しました。

カテゴリー: 入れ歯

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