2017年8月15日 (火)
彦根市稲枝にある歯医者のたかとり歯科医院です。
歯周病でお困りの方に治療を施す時にいつも気がかりになるのが、なんらかの全身疾患にかかっていないか、その疾患がどのように変化しているかという全身の病気の確認です。
とくに心臓の病気と糖尿病には歯周病との関連が指摘されているので、歯医者の観点からも歯周病との状況を考えなければなりません。
彦根市にある多くの歯科医院で歯周病治療が行われていますが、未だに多くの患者さんが歯周病で困っています。
歯周病になってしまうと炎症が悪化することがあり、細菌性心内膜炎や糖尿病を大きく悪化させてしまうことが知られています。
とくに歯周病の悪化は非常に深刻で、歯周病が悪化してしまうと様々な悪影響が出ることが知られています。
糖尿病というのは血糖値が上昇した状態が続いた疾患ですが、実は血管に大きなダメージを与えることが知られています。このような血管のトラブルが多発してしまうとやがて腎臓の疾患や目の疾患が起こり、失明や人工透析のリスクが高まってしまいます。
神経の障害や血管の障害が多発してしまうとゆくゆくは四肢の末端が壊死することが知られています。歯周病が悪化すると炎症性サイトカインという物質が作られ、全身の血管に対してダメージを与えます。
しっかりと炎症を抑えることが重要で、糖尿病の悪化を防ぐために歯周病の管理が大切なのです。
彦根市にお住いで歯周病でお困りの患者さんがいたら是非一度ご相談ください。
しっかりと治療を施し、適切な対応を行わせていただきたいと思います。
カテゴリー: 歯周病