2018年3月26日 (月)
子どもの歯に異常があった場合、「どの歯医者に行くべきか?」は親御さんにとって大きな迷うポイントだと思います。
子どもを専門に診る小児歯科もありますが、小児歯科だからと言って優秀な歯科医や歯科衛生士がそろっているとは限りません。
歯科医師であれば小児歯科の看板を出すことは、誰でもできるのです。
ただもちろん、小児歯科を選ぶメリットもあります。
これらを踏まえて、子どもの歯医者選びで気を付けるべきポイントは次の2つです。
○子どもが怖がらない工夫をしているか
子どもが治療を嫌がったり怖がったりしないような工夫をしていることは、子どもを安心させて治療を安全かつスムーズに行うためには非常に重要です。
診察室の壁にアニメのキャラクターを飾ったり、治療の前にシールなどのご褒美をあげたり、といったように子どもの緊張をほぐす取り組みがされているかチェックしてみましょう。
○子どもならではの歯の特徴・課題を説明してくれるか
子どもの歯は、大人に比べると変化が激しいという特徴があります。
乳歯から永久歯に生え変わったり、顔や顎の骨が急激に成長したりする時期だからです。
また、虫歯になりやすく進行も早いという特徴もあります。
こうした特徴をしっかりと理解しているだけでなく、カウンセリングや治療の際に、しっかりと伝えてくれる歯医者を選ぶことが大切です。
ただし冒頭でも言ったように、小児に特化した歯医者だからと言って100%優秀な歯医者だとは限りません。
ホームページを見たり、実際に検診を受けに行くなどして、自分と子どもに合う歯科医院を見つけることが大切です。
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カテゴリー: 小児