2018年4月10日 (火)
歯を健康に保つには、歯磨き粉選びが重要なカギとなります。
歯磨き粉には種類が様々あり、含まれている成分や製品の特徴によって歯に与える効果が大きく違ってきます。
虫歯予防や白い歯を実現するために効果的な歯磨き粉の特徴は、以下の3つです。
○950ppm以上のフッ素が含まれている
「歯にフッ素が良い」という知識は多くの人が持っていると思います。
しかし、単にフッ素が含まれていれば虫歯予防に効果的というわけではありません。
より効果を高めるために、一定量以上が含まれている歯磨き粉を選びましょう。
その基準が、フッ素が950ppm以上含まれているかどうかです。
950ppm以上であれば、フッ素による高い再石灰化(歯質の強化)の効果が期待できます。
○研磨剤や発泡剤が少ない
研磨剤入りの歯磨き粉には、歯の表面を削る粒が含まれています。一見効果的に見えますが、デメリットとしては強く磨き過ぎると歯の表面を傷つけてしまう点があります。歯の傷口から菌が侵入しやすくなると、虫歯の進行が早まるリスクがあります。
発泡剤とは歯磨きの際に泡立つ成分です。発泡剤の成分自体はマイナスではありません。ただ、泡立ちすぎると、「磨いている部分が見えにくい」、「少し磨いただけでキレになった気になる」といったデメリットもあるため、発泡剤が含まれていない(少ない)歯磨き粉を選ぶと良いでしょう。
○ステイン除去効果がある成分が含まれている
食べ物やタバコの着色汚れであるステインは、直接虫歯や歯周病の原因とはなりません。しかし、ステインが長時間歯に付着したままになると、菌が溜まりやすくなることは事実です。
また、着色の少ない白い歯を維持することは、第一印象をアップさせるためにも大切です。
歯の見た目が気になる人は特に、ステイン除去効果がある歯磨き粉を選びましょう。
以上、今回は歯磨き粉の種類と効果について解説しました。
カテゴリー: ホームケア