2018年4月16日 (月)
「毎日歯磨きをしているから虫歯対策はバッチリ!」
そんな風に考えている人は多いのではないでしょうか。
確かに歯磨きは一番の虫歯・歯周病予防策ですが、正しい方法でブラッシング出来ている人は意外に少ないようです。
誤った方法で続けていると、効果が期待できないどころか、反対に虫歯や歯周病になりやすい口内環境を作ってしまいかねません。
正しい歯磨きの方法の基本的な流れは、以下の4ステップです。
1.歯ブラシを水で濡らして歯磨き粉を付ける(歯磨き粉の量は毛先の3分の1程度)
2.歯と歯ぐきの間に毛先をきちんと当てる
3.5~10mmの幅を目安にブラシを小刻みに動かし、一本ずつ丁寧に磨く
4.磨き終わった後のうがいは、軽くサッと口をゆすぐ程度でOK
ポイントは、歯並びが悪い部分や奥歯、歯と歯茎の境目などプラークが溜まりやすい場所をしっかりと磨くことです。強く磨き過ぎると歯や歯ぐきを傷つける恐れがあるので注意してください。
歯磨きの回数は1日2回(朝・晩)、磨く回数は1か所20回以上が基本です。
並行してデンタルフロス・歯間ブラシ・洗口液(デンタルリンス)を使うことで、より予防・改善効果をアップさせることができます。音波や超音波の電動歯ブラシの使用も、プラーク除去には非常に効果的です。未経験の人は、ぜひ試してみてください。
歯や歯ぐきの状態は、人によって違います。
自分に合った歯磨きの方法を知るためには、やはり歯のプロである歯科医師や歯科衛生士の指導を受けることが大切です。
正しい方法に迷っている人は、ここで紹介した方法を参考にしながら、ぜひ最寄りの歯科医院に検診に行きましょう。
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カテゴリー: ホームケア