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パノラマレントゲンを撮らないといけないの

2018年5月30日 (水)

歯医者で虫歯や歯周病などの治療を受けた人は、レントゲンを撮った経験があると思います、しかしその場では何となく受けたものの、「本当にレントゲンって必要なの?」、「放射線は安全なの?」といった疑問や不安を持った人も多いでしょう。

今回は歯医者のレントゲンの中でもごく一般的な、パノラマレントゲンの特徴や必要性についてご紹介します。

 

パノラマレントゲンは、顎の全体像を撮影するレントゲンです。

数本の歯のみを撮影するデンタルレントゲンとは違い、歯や顎の全体を把握できるという特徴があります。

歯や歯ぐき、顎の異常は、外から見えないケースが大いにあります。

パノラマレントゲンで歯や歯ぐきの内部にある、目では確認できない部分を確認することで、適切な治療を行うことが可能となるのです。

 

反対に、レントゲンを撮らないまま目視だけで判断してしまうことには、一定のリスクがあります。たとえば、虫歯や歯周病を放置したまま他の治療を続けてしまいます。

 

パノラマレントゲンでは、X線と呼ばれる放射線を使って撮影されます。

『放射線』と聞くとマイナスなイメージを持っている人が多いですが、パノラマレントゲンで受ける放射線量は人体にほとんど害のない程度です。

私たちは自然界で年間約2.0ミリシーベルトの放射線を浴びていますが、パノラマレントゲンで浴びるのは約0.02ミリシーベルトほどしかありません。

年間の量と比べても100分の1しかないため、レントゲンで浴びる放射線に対して、過剰に不安になる必要はまったくないのです。

 

パノラマレントゲンについてどうしても疑問や不安が残る人は、信頼できる歯科医師や歯科衛生士に直接相談してみると良いでしょう。

 

 

以上、パノラマレントゲンの特徴や必要性についてご紹介しました。

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