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入れ歯をはめないとどうなる?リスクやデメリットを解説

2022年7月5日 (火)

■入れ歯をはめないとどうなる?リスクやデメリットを解説

 

入れ歯は、失った歯を補うための装置で、保険が効くため、比較的安価に製作できます。手軽に作れることが大きなメリットでもあるのですが、途中から入れ歯をはめなくなってしまう人も珍しくありません。今回はそんな入れ歯をはめないとどのようなリスク・デメリットが生じるのか、かんたんにご説明します。

 

▼食事がしにくい

 

入れ歯をはめないと、そしゃく能率が大きく低下します。私たちの歯は親知らずを除くと全部で28本生えてくるのですが、そのうち1本でも欠損があると食べ物が噛みにくくなります。入れ歯はそうした歯の欠損によるそしゃく能率をカバーしてくれる素晴らしい装置なのです。

 

▼残った歯に大きな負担がかかる

 

歯列に欠損があると、特定の歯に大きな負担がかかります。その結果、残った歯の寿命が縮まったり、顎の関節に炎症が起こったりすることがあります。

 

▼歯並び・噛み合わせが悪くなる

 

入れ歯は、歯の欠損によって生じた隙間を維持する役割も担っています。入れ歯をはめないと、残った歯の移動が始まり、全体の歯並び・噛み合わせが乱れていきます。その結果、虫歯や歯周病のリスクが高まり、さらに多くの歯を失うことにもなりかねません。

 

▼入れ歯が合わなくなる

 

入れ歯は、製作時のお口の中の状態にぴったり合うよう設計されています。入れ歯を外している時間・期間が長くなると、上述したように歯並び・噛み合わせが変化して、入れ歯が合わなくなります。合わない入れ歯は装着感も悪くなることから、再び作り直す必要性が出てきます。

 

▼見た目が悪くなる

 

入れ歯をはめないと、2つの意味で見た目が悪くなります。1つ目は、歯列内の欠損が露わになることです。皆さんも小さい頃に乳歯が抜け落ちた際、歯抜けの状態にとても大きな違和感が生じたことでしょう。入れ歯にはそんな審美的な問題を改善する作用も期待できます。2つ目は、入れ歯をはめないことによるシワやたるみの増加です。例えば、すべての歯を失った人が入れ歯をはめないでいると、お口周りにたくさんのシワが寄りますよね。口腔周囲筋の働きも弱まり、口元のたるみも促進されます。そこに適切に入れ歯をはめることで、シワが目立たなくなるだけでなく、よく噛めることで口腔周囲筋も鍛えられるのです。

 

▼まとめ

 

ここまで、入れ歯をはめないことのリスク・デメリットについて解説してきました。あまりにもたくさんのデメリットがあることに驚かれた方も多いことでしょう。入れ歯というのは、それだけ重要な役割を担っている装置なのです。そんな入れ歯に関するお悩みがある方は、お気軽に彦根市のたかとり歯科医院までご相談ください。当院は、入れ歯治療に力を入れている歯医者さんです。20年以上の入れ歯治療経験をもとに、患者さまそれぞれに最善といえる入れ歯をご提案できます。

 

 

カテゴリー: 入れ歯

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