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フッ素は虫歯になりにくくなる？

2017年3月4日 (土)

彦根市稲枝にある歯医者のたかとり歯科医院です。

 

「フッ素で虫歯を予防しよう！」こんなセリフを見聞きしたことがある人は多いのではないでしょうか？フッ素が虫歯予防に効果的だということは、今や広く知られていることですが、「なぜ効果的か？」と聞かれると答えられる人は少ないと思います。

 

フッ素が虫歯予防に効果的な理由は、主に２つあります。

 

 

①再石灰化を促進する

 

再石灰化とは、歯の表面から溶け出したミネラルやイオンを、再びその表面に復活させる作用のことです。溶け出すことを脱灰と呼びますが、その原因は、虫歯菌や酸にあります。フッ素は、この虫歯菌や酸から歯を守る役割も持っているのです。

 

②歯の質を強くする

フッ素を塗ることにより、歯の質そのものを強化することができます。歯の質そのものを強化するということは、歯の表面だけを強くするのではありません。エナメル質で覆われた歯の表面の次の層、象牙質は特に虫歯に弱い部分なのですが、フッ素が行き渡ることにより相乗的に虫歯予防効果が発揮されます。

 

 

フッ素は、市販で購入することもできますが、歯医者では効率よく、丁寧に塗布してくれるので、本当に虫歯予防をしたい方は歯医者の活用を検討してください。

 

ただし、フッ素が効くのは、あくまでもキレイな口内環境であることが条件です。毎日の歯磨きやお手入れを疎かにすると、フッ素の効果は期待できないということも知っておきましょう。

 

以上、彦根市稲枝にある歯医者、たかとり歯科から「フッ素と虫歯予防」についてご紹介しました。