2017年3月8日 (水)
彦根市稲枝にある歯医者のたかとり歯科医院です。
近年、虫歯により歯医者を受診する人は減少傾向にあります。これは、市販されているフッ素入り歯磨き粉や歯ブラシそのものの質が良くなったことが理由の1つと言われています。
しかし、気を付けなければならないのは、世間が虫歯に対しての危機感を抱かなくなることです。虫歯に侵されているにもかかわらず、多少歯が痛くても我慢してしまったり、仕事や学校の部活が忙しいという理由で放置してしまったりすることの弊害は、決して小さなものではありません。
その弊害の1つが、「歯が欠ける」ことです。子どものころ、転んだり壁にぶつかったりして歯が欠けた経験がある人はいると思います。こうした事故で欠けた歯は、かけらさえ見つけることができれば歯医者での治療で接着することができるのですが、虫歯で欠けるとそうはいきません。
虫歯で歯が欠けることは、つまり「溶ける」ことなのです。氷をイメージするとわかりやすいですが、一度溶けてしまうと蒸発してしまい、再生できませんよね。これと同じで、虫歯で歯が欠けるということは、その歯は永久に取り戻すことができないということなのです。
では、どのように治療されるのか。
欠けた(溶けた)部分に、詰め物や被せ物されることが、歯医者で行われる一般的な治療の方法です。もちろん、先に虫歯や歯石などを取り除いた後になるので、治療の期間も長くかかるケースが多いです。
「自分は大丈夫!」という気持ちは捨てて、日ごろのお手入れや歯科医に相談するなどの対策を怠らないようにしましょう。
以上、彦根市稲枝にある歯医者、たかとり歯科から「虫歯で歯が欠けること」についてご紹介しました。
カテゴリー: 虫歯