2017年3月16日 (木)
彦根市稲枝にある歯医者のたかとり歯科医院です。
今回は、「歯の嚙み合わせ」についてです。嚙み合わせの不具合による体へのリスクは、最近でこそ警鐘が鳴らされるようになりましたが、ほんの数年前まではそのリスクは軽視されていました。矯正や歯医者への通院によって治療する人も、老若男女問わず増えているようです。
しかし、まだまだ認知されていないのは事実。ここでは、噛み合わせと虫歯をテーマにして、治療の必要性と放置のリスクを説明していきます。
噛み合わせが悪いことによって生じる害の1つが、虫歯です。噛み合わせが悪いからといって、なぜ虫歯ができるのでしょうか?それは、汚れが溜まりやすく、取り除きにくい環境にあるからです。毎日の歯磨きやデンタルフロスなどで食べかすや歯垢を除去しようとしても、歯や歯茎がずれていると、どうしても手が行き届かない場所があります。その部分を歯医者にも通うことなく、長期間不衛生なままにしてしまうことによって虫歯菌が増殖することになってしまうのです。
また、噛み合わせが悪いことで、普段から口が開いたままの状態になってしまっている人もいます。口ばかりで呼吸することは、乾燥によって、唾液が口内にうまく循環されません。唾液は、虫歯菌や歯周病の原因にもなる「酸」を洗い流してくれる働きを持っている大切なものなのです。
これらの理由から、噛み合わせが虫歯予防にいかに大切かが、お分かりいただけたかと思います。
以上、彦根市稲枝にある歯医者、たかとり歯科から「噛み合わせと虫歯」についてご紹介しました。
カテゴリー: 虫歯