2017年3月18日 (土)
彦根市稲枝にある歯医者のたかとり歯科医院です。
数ある病気の中でも、口内の病気と言うのは、非常に見つけにくく厄介なものです。さて、口内の病気で、痛みや腫れなどのわかりやすい症状がまったくなく、静かに進行していく病気とは何かお判りでしょうか?
それは、皆さんご存知の、虫歯です。
虫歯は、初期の段階では痛みがないことが多いのです。それどころか、虫歯の写真例によくあるような、黒ずんだ点やへこみが見られない場合もあり、素人では判断できないこともあります。この痛みがない虫歯の進行段階のことを、C0もしくはC1と呼びます。
C0の段階では、体感できる症状がまったくと言っていいほどなく、歯医者への定期検診で発見されることがほとんどです。健康な歯と比べると、わずかに透明感があったり、白く濁ったりという程度なので、自分で見つけることが難しいのです。
C1の段階になると、やっと黒ずみや小さな穴などの症状が現れるので、外見でわかるようになります。しかし、痛みがないことや、黒ずみを看過してしまいがちな人、日ごろからセルフチェックをしていない人などは、やはり発見が難しい段階と言えます。
最近は、歯医者で使われるようなセルフチェック用のミラーも、ドラッグストアなどで市販されています。早い段階で虫歯を発見したいと思っている方や、歯並びが悪く奥の歯までチェックできないことで悩まれている方は、是非利用してみてください。
以上、彦根市稲枝にある歯医者、たかとり歯科から「初期の虫歯と痛み」についてご紹介しました。
カテゴリー: 虫歯