2017年4月7日 (金)
彦根市稲枝にある歯医者のたかとり歯科医院です。
「歯周病なんてたいした事ない病気だからすぐ治るんでしょ?」と思っている方は、意外に少なくありません。確かに、早期発見ができ症状が比較的軽い場合、早い人では、3~5回程度の通院で治療することができます。
しかし、歯周病の治療で歯医者を訪れる人は、症状がある程度まで進行していることが多いです。その理由は、歯周病という病気の“ある性質”にあります。
歯周病は、初期段階では、自覚症状が非常に少なく、日常的に口腔内のケアを行っていない人にとっては気づきにくい病気です。ですので、「歯周病かな?」と自覚したころには、すでに中期の段階(歯肉炎・歯周炎)にさしかかっているケースが頻繁にあるのです。
こうしたことからも、歯周病の治療期間は、決して短期間だとは言えません。おおむね、1か月~半年が標準と言ったところでしょう。もちろん、歯槽膿漏など、進行段階が後期になればなるほど期間は長くなります。
たとえば、「来月からしばらく海外に行くのでどうしても短期間で治したい!」というように治療を急ぐ場合は、歯医者を受診の際に、その旨を伝えるようにしましょう。
以上、彦根市稲枝にある歯医者、たかとり歯科から「歯周病は短期間で治療するのか」についてご紹介しました。
カテゴリー: 歯周病