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セラミック治療

2023年8月20日 (日)

歯のセラミック治療は、金属を使用しない審美歯科治療の一つです。
※メタルボンドなど金属を使用したセラミックの被せ物もあります。
セラミックは、見た目や強度に優れており、自然な仕上がりが期待できるため、多くの人に選ばれています。しかし、セラミック治療にもメリットとデメリットが存在します。この記事では、セラミック治療のメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。

セラミック治療のメリット
■審美性
セラミック治療の最大のメリットは、その審美性にあります。セラミックは透明感があり、天然歯に非常に近い見た目を実現できます。また、色調も自然であり、隣接する歯との違いがほとんど分からないほどの仕上がりが期待できます。

■金属アレルギーの心配がない
金属アレルギーのある人にとって、セラミック治療は大変有益です。金属を一切使用しないため、アレルギー反応を引き起こす心配がありません。

■耐久性
セラミックは、硬さや耐久性に優れています。適切なケアを行えば、長期間にわたって機能と美しさを維持できます。

■良好な口臭対策
セラミックは、表面が滑らかで汚れが付きにくいため、プラークが付きにくくなります。これにより、口臭の原因となる細菌の繁殖を抑えることができます。

セラミック治療のデメリット
■費用
セラミック治療は、金属製の詰め物や被せ物に比べて、費用が高くなることが一般的です。しかし、長期的な視点で見ると、その審美性や耐久性を考慮すれば、コストパフォーマンスは良いと言えます。

■治療期間
セラミック治療は、技術的に難しいため、治療期間が長くなることがあります。また、セラミック製品は、歯科技工士が一つひとつ丁寧に製作するため、歯科医院と技工所の間でやり取りが行われることが多く、それが治療期間の延長につながることがあります。

■破折のリスク
セラミックは硬い素材であるため、極端な力が加わると破折する可能性があります。ただし、適切なケアや注意を払っていれば、破折するリスクは非常に低いとされています。

 

セラミック治療は、審美性、耐久性、金属アレルギーの心配がないというメリットがありますが、費用や治療期間が長くなること、歯を削る範囲が広がる場合があるなど、デメリットも存在します。治療を受ける際には、これらのメリット・デメリットを考慮し、自分に合った治療方法を選ぶことが重要です。

歯科医院での相談や検診を受けることで、自分に最適な治療方法やケア方法を見つけることができます。自分の口腔状態やライフスタイルに合った治療を選ぶことで、健康な歯と美しい笑顔を手に入れることができるでしょう。