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喫煙における歯への影響

2023年9月5日 (火)

喫煙は、歯や歯茎に悪影響を与えることが広く知られています。しかし、具体的にどのような影響があるのか、どのように対策を取るべきなのかについては、十分に理解されていないことも多いです。この記事では、喫煙が歯に及ぼす影響と、それに対する対策について解説します。

喫煙が歯に及ぼす影響
喫煙が歯に及ぼす主な影響は以下の通りです。

■歯の着色
タバコの煙に含まれるタールやニコチンは、歯の表面に付着し、黄ばみや茶色い着色を引き起こします。この着色は、長期間喫煙を続けると取り除きにくくなり、見た目にも悪影響を及ぼします。

■口臭
タバコの煙に含まれる成分が口腔内に残ることで、タバコ臭い口臭が発生します。また、喫煙によって口腔内の唾液量が減少し、細菌の繁殖が促進されることで、悪臭を引き起こすことがあります。

■虫歯
喫煙により唾液量が減少すると、歯に付着した食べ物のカスや歯垢が十分に洗い流されず、虫歯の原因となる細菌が繁殖しやすくなります。

■歯周病
喫煙は、歯茎の血流を悪化させることで、歯周組織の抵抗力が低下し、歯周病の発症リスクが高まります。また、喫煙者は、非喫煙者に比べて歯周病の進行が早く、重症化しやすい傾向にあります。

■口腔がん
タバコの煙に含まれる有害物質は、口腔内の粘膜に直接触れることで、口腔がんのリスクを高めます。喫煙者は、非喫煙者に比べて口腔がんの発症リスクが数倍高くなると言われています。

喫煙が歯に及ぼす影響に対する対策
喫煙が歯に及ぼす悪影響を軽減するためには、以下の対策が有効です。

■禁煙
喫煙が歯に与える悪影響を根本的に解決するには、禁煙が最も効果的です。禁煙により、歯の着色や口臭が改善され、虫歯や歯周病、口腔がんのリスクが大幅に減少します。

■歯のクリーニング
喫煙による歯の着色を防ぐためには、適切な歯磨きが重要です。一日に2回以上の歯磨きを行い、歯の表面を丁寧に磨くことで、着色を抑制できます。また、歯科医院での定期的なクリーニングも、歯の着色を軽減し、歯周病の予防に役立ちます。

■口臭対策
喫煙による口臭を改善するためには、適切な口臭対策が必要です。歯磨き後に舌を磨くことで、舌の上に残ったタバコの成分や細菌を取り除くことができます。また、口内洗浄剤や歯間ブラシ、デンタルフロスを使用することで、口腔内の清潔さを保つことができます。

■唾液の分泌促進
喫煙によって減少した唾液量を改善するために、水分を十分に摂取し、口腔内を湿らせることが重要です。また、無糖のガムやキャンディを舐めることで、唾液の分泌を促進することができます。

■定期的な歯科受診
喫煙者は、定期的な歯科受診によって、虫歯や歯周病の早期発見・治療を行うことが重要です。歯科医師と相談しながら、適切なケア方法や予防策を続けましょう。

喫煙と歯のQ&A
Q1. 喫煙による歯の着色は取り除けますか?
A1. 歯の着色は、適切な歯磨きや歯科医院でのクリーニングによって、ある程度取り除くことができます。ただし、長期間喫煙を続けると、歯の内部まで着色が進行し、完全に取り除くことが難しくなります。

Q2. 電子タバコや加熱式たばこも歯に悪影響を与えますか?
A2. 電子タバコや加熱式たばこは、一般的なタバコと比べて有害物質の量が少ないとされていますが、それでも歯や歯茎に悪影響を与える可能性があります。完全にリスクを回避するためには、禁煙が最善の方法です。

Q3. 喫煙者はどのくらいの頻度で歯科受診すべきですか?
A3. 喫煙者は非喫煙者に比べて、虫歯や歯周病のリスクが高いため、通常よりも頻繁な歯科受診が推奨されます。具体的な受診間隔は、歯科医師と相談して決定してください。

 

喫煙は、歯に様々な悪影響を及ぼすことが分かりました。歯の着色、口臭、虫歯、歯周病、そして口腔がんのリスクが高まることから、禁煙が最も効果的な対策となります。しかし、禁煙が難しい場合でも、適切な歯磨きや口臭対策、唾液の分泌促進、定期的な歯科受診を行うことで、喫煙が歯に及ぼす影響を軽減することが可能です。

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