2017年2月12日 (日)
彦根市稲枝にある歯医者のたかとり歯科です。
今回は、歯の見た目を美しくするホワイトニングについて、“虫歯との関係性も交えて”ご紹介します。
ホワイトニングについてよく話題になるのが、「ホワイトニングをしたら虫歯になりにくいの?」という疑問です。果たしてホワイトニングには虫歯を予防する効果はあるのでしょうか?もしそれができれば、まさに一石二鳥ですよね。
まず、ホワイトニングは「漂白する」ことで歯を白くする仕組みです。ちょうど、洗濯物のシミを漂白剤で取るように、薬品を使って歯の黄ばみを脱色するというイメージですね。
この点について、よく勘違いされる方が多いのですが、ホワイトニングは歯を「削る」のではありません。歯医者で行われるのは、あくまで汚れを浮かす・溶かすという方法です。歯の表面(エナメル質)を削り取る方法は、通常は行われていません。
ところが、噂が独り歩きして、「歯医者でのホワイトニングは、歯を削るから虫歯になりやすい。」と考えている人も見かけます。もちろんそんなことはないのですが、漂白でのホワイトニングであっても、歯に多少ダメージを与えることはあります。
ホワイトニングしてすぐの歯は、していない歯よりも弱っていることは事実です。だからと言って、ホワイトニング=虫歯になりやすい歯になる、と直接的に結びつくことはないのでご安心ください。
ここまでの説明でお分かりいただけたかと思いますが、ホワイトニングと虫歯には、良きにつけ悪しきにつけ、大きな関係性はないと言えます。つまり、冒頭で提起した、「ホワイトニングをしたら虫歯になりにくいの?」という問いの答えは、NOということです。やはり、歯医者でのアドバイスを受けながらの、日常の歯磨きやケアがもっとも効果的な虫歯予防です。
以上、彦根市稲枝にある歯医者、たかとり歯科から「ホワイトニングしたら虫歯になりにくい?」についてご紹介しました。
カテゴリー: ホワイトニング