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ヤニや着色が原因で虫歯になる?

2017年2月26日 (日)

彦根市稲枝にある歯医者のたかとり歯科医院です。

美しい歯の天敵と言えば、ヤニや着色がまず思い浮かびます。そして誰もが一度は経験したことがある歯の病気、虫歯です。さて、今回はこの2つに関連性があるのか否か、というテーマについて説明していきたいと思います。

 

結論から言うと、ヤニや着色そのものは、虫歯を生じさせる直接的な原因とはなり得ません。しかし、ヤニや着色汚れは、虫歯を生じさせる「要因の1つ」にはなります。

 

まずは、歯に汚れが発生するプロセスですが、これは、歯を覆っている膜(ペリクル)に、コーヒーやウーロン茶に含まれる物質タンニンや、タバコのヤニが付着・沈着することで生じます。歯医者からのアドバイスや歯磨き粉のテレビCMなどで、よく注意が促される「ステイン汚れ」とはこの着色汚れのことです。

 

では、なぜこのステイン汚れが虫歯につながるのか?

 

原因は主に、喫煙によるヤニにあります。実はこのヤニのべたつきが、虫歯菌や歯垢(プラーク)を繁殖・滞留させやすくするのです。喫煙者であっても、口内を毎日清潔に保っている人は問題ありませんが、それでも非喫煙者よりは、虫歯になりやすい傾向にあるのは事実です。

 

特に歯と歯の間、歯と歯茎の間に残ったヤニは、自分では除去しにくいものです。できれば定期的に、歯医者で洗浄してもらうことが効果的な虫歯予防となります。

 

以上、彦根市稲枝にある歯医者、たかとり歯科から「ヤニ・着色と虫歯の関係」についてご紹介しました。

カテゴリー: 虫歯

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