2017年4月3日 (月)
彦根市稲枝にある歯医者のたかとり歯科医院です。
成人の約80%がかかっているとされている口の病気と言えば?そう、歯周病です。症状としては、幸いにも、ただの腫れや出血にとどまっている人が多いですが、歯周病によって、顎に膿が溜まったり、歯を失くす人がいたりすることも事実なのです。
また、これだけ多くの人にかかっている病気であるにも関わらず、歯周病の適切な予防法についてはあまり知られていません。今回は、その予防法についていくつかご紹介します。
・歯医者指導の下での歯磨き習慣
「私は毎日3回歯磨きをしているから大丈夫!」という方、その歯磨き方法は本当に適切な方法でしょうか?ただ歯磨きをすれば歯周病を防げるというわけではないのです。
歯周病の原因となるのは、食べカスに溜まった菌(歯垢)です。歯と歯の間、歯茎の根元などに歯垢が溜まると、それが歯茎を侵食し、炎症を起こすことになります。
これを防ぐためには、①自分に合った歯ブラシを使うこと、②正しい磨き方を身に付けるために歯医者などの専門家に相談すること、の2つがポイントになります。デンタルフロス歯間ブラシの使用も、歯垢除去に効果的です。
・生活習慣の改善
普段の食生活で、ビタミンA・Cやカルシウム、鉄分など、栄養のあるものを積極的に摂ることも歯周病予防に役立ちます。食べるときは、よく噛んで、“唾液”を出すことが大事です。運動、禁煙、ストレス解消などの基本的なことも、歯周病予防に効果的となります。
歯周病の初期段階は、自覚症状が少ないので、歯医者への検診などで早期発見することが何よりの予防法です。
以上、彦根市稲枝にある歯医者、たかとり歯科から「歯周病の予防法」についてご紹介しました。
カテゴリー: 歯周病