2017年4月21日 (金)
彦根市稲枝にある歯医者のたかとり歯科医院です。
「歯医者で歯周病の治療をしたいけど、忙しくて通えない。」
「おおよその治療期間だけでも知りたい。」
そんな思いを持っている方は多いのではないでしょうか?
歯周病治療にも、他の病気と同じように、目安としても治療期間はあります。しかし、症状の進行度や歯・歯茎の状態によってその期間は大きく変わってくるのです。歯周病の症状を、初期・中期・後期の3つに分けた場合の治療期間は、次のようになります。
・初期(治療期間:1か月~2か月)
歯茎が瘦せている、時々出血する、など軽度の症状がある段階です。治療方法は、歯垢・歯石の除去のスケーリング、プラークコントロールなどが一般的になります。
・中期(治療期間:3か月~10か月)
痛み、しみ、腫れ、出血などが頻繁に起こる段階です。初期段階よりも、徹底したスケーリングが行われます。歯と歯茎の根元からも歯垢・歯石を取り除きます。(ルートプレーニング)
・後期(治療期間:1年以上)
歯周病が進行し、歯槽骨が破壊されて歯がグラグラする、歯肉炎で慢性的に痛みがある、という深刻な段階です。スケーリング、ルートプレーニングに加え、抜歯や詰め物・被せ物治療、矯正治療などの本格的な治療が、選択肢になってきます。
これらの期間を長いと感じるか、短いと感じるかは人それぞれでしょう。ただ、大切なのは期間ではなく、「丁寧に治すこと」です。通い続けられるか不安だと感じた方も、まずは歯医者へ相談をすることから始められてみてください。
以上、彦根市稲枝にある歯医者、たかとり歯科から「歯周病の治療期間」についてご紹介しました。
カテゴリー: 歯周病