2017年3月2日 (木)
彦根市稲枝にある歯医者のたかとり歯科医院です。
突然ですが、質問です。
「歯並びが悪い人は虫歯になりやすい。YESかNOか?」
答えは、YESです。
なぜ歯並びの悪い人が虫歯になりやすいのかというと、ずばり、“汚れが溜まりやすいから”です。毎日歯磨きをして、口内環境に気を使っている人であっても、歯並びが悪いことで、どうしても磨き残しが生じてしまうことがあります。
その磨き残しが、プラーク(歯垢)となり、虫歯菌の温床となるのです。虫歯菌は、食べ物のカスや不衛生環境が大好物なので、歯並びが悪く、口内環境が不衛生な人ほど、虫歯になりやすい傾向にあります。
虫歯のやっかいなところは、進行が初期の段階では、自覚症状がほとんどないこと。そのため「歯磨きさえしていれば大丈夫!」と油断している間に、歯と歯・歯と歯茎の間に溜まったプラークから虫歯菌が増殖し、気づかぬうちに進行していくというケースがたくさんあります。
一般的に、健康な人でも歯医者へ定期検診に行くことが勧められているのは、こうした理由なのです。
歯並びが悪いことは、虫歯になるリスクを高めるとともに、やはり見た目も美しくありません。また上下の歯のかみ合わせが悪いことは、二次的な症状(顎の異常、その他体の不調など)も引き起こすことになります。
自分の歯並びについて心配な人は、歯列矯正やラミネートべニアの治療方法について、一度歯医者で相談されてみてはいかがでしょうか?
以上、彦根市稲枝にある歯医者、たかとり歯科から「歯並びと虫歯の関係」についてご紹介しました。
カテゴリー: 虫歯