2017年3月14日 (火)
彦根市稲枝にある歯医者のたかとり歯科医院です。
小さな子どもを持つ親にとって、歯の健康については大きな悩みの1つではないでしょうか?どんな人でも一生付き合っていかねばらならい「歯」は、乳歯の内から健康を保つことが大切です。
さて、具体的な悩みとしてよく言われるのは、「乳歯の虫歯は治療した方がいいの?」というものです。ずばり、結論から言うと、「必ず治療するべき」が答えになります。
わざわざ歯医者まで行って治療する必要なんてないと考えている方は、「どうせ永久歯に生え変わるんだから大丈夫でしょ。」と考えているのだと思います。しかし、虫歯が影響を及ぼすのは、目に見える歯の表面部分(外見)だけではないのです。
虫歯を放置してしまうと、歯の表面から、その奥まで侵入します。そして、歯を形成する神経や血管、歯質を侵し、溶かしていってしまうのです。外見に特に異常がなくても、中身が空洞になってしまった歯があるのはそのためです。特に乳歯は、菌への抵抗力が弱く、進行も早いため、注意が必要です。
また、奥まで進行するということは、乳歯の下にある永久歯にも害が及ぶリスクがあるということです。永久歯そのものが虫歯菌に侵されるだけでなく、その周辺の歯茎や歯にも異常を起こします。すると、「歯がまっすぐ生えない」「乳歯を治療しても慢性的に痛みがある」などのリスクを伴うことにつながるのです。
小さな子どもは、虫歯を自分で訴えることが中々できません。歯が少しでも「痛がっているのかな?」と感じる場面があれば、歯医者へ相談することが早期発見・治療のカギとなります。
以上、彦根市稲枝にある歯医者、たかとり歯科から「乳歯の虫歯治療」についてご紹介しました。
カテゴリー: 虫歯